袖飛車について

こんにちは!Banbooです。

 

 

今日は、自己紹介で僕の得意な戦法として紹介させていただいた袖飛車について、なぜ袖飛車を指すようになったのか、自分なりに詳しく書いていこうかなと思います。

 

 

将棋は小学生のころに友達に教えてもらったと前回の記事に書きましたが、将棋を覚えてから現在に至るまで真剣に将棋と向き合ってきたわけではなく、ハマる時期があったり、飽きる時期があったりの繰り返しで、今まで何となくだらだらと指してきました。将棋って、負けるとめっちゃ悔しくて投げ出したくなりますよね(笑)

勝っているときは楽しいのですが、逆転負けでもしようものならもう二度と駒を触りたくなくなります。

根性のない僕ですが「勝ちたい、強くなりたい」という思いはあったので、よく「将棋 強くなる方法」という風にネットで調べていました。調べて出てくるのは詰将棋をやろう、手筋を覚えよう、得意戦法を作ろうといった当たり前のことなのですが、詰将棋は楽しくないし、手筋覚えるのはめんどくさそうという思いが強くてあまり勉強してきませんでした。

将棋って運要素のないゲームといわれているように、自分より明らかに格上の相手にはどうしても付け入るスキがないようなイメージがあります。そのため、詰将棋や手筋は覚えても強い人には勝てないと生意気なことを思っていました。(実際はめちゃくちゃ大事です。)しかし、得意戦法は覚えることで、自分だけの必殺技というか研究の仕方で強い人相手にも一発入れることは可能なんじゃないかと思ったわけです。

そして、いろいろ将棋の戦法について調べることにしました。調べる前には矢倉戦法を使っていたのですが、将棋の純文学は僕には早すぎました。難しくて序盤は定跡があって中盤に変化が出てくる戦法であり、指しても楽しいと思うことがありませんでした。(僕が未熟なだけなので悪しからず)

次に覚えたのは向かい飛車です。向かい飛車は結構はまりました。豪快に飛車交換してから、相手の陣地に飛車を打ち込むのはなかなか快感でした。しかし、向かい飛車も長くは続きませんでした。

これは将棋の戦法あるあるだと思うのですが、多くの戦法は相手の戦型に依存するということです。相手が角道を開けないと成立しないとか、相手が振り飛車でないと成立しない戦法というのはよく聞きます。僕が得意戦法を作ろうと思ったのは自分の土俵に持ち込み、相手にやりたいことをやらせないという思いがありました。相手が飛車を振ると、飛車交換ができないため向かい飛車には指しづらさを感じていたため指すのをやめてしまいました。(指しようはいくらでもあります。僕が未熟なだけです。)

そして行き着いたのが袖飛車です。袖飛車は自分が飛車を一つ左に動かすだけで成立?するのでとても気に入りました。相手がどんな手を指してきてもこちらが一手目に指すのは袖飛車の飛車先の歩をつく手です。それがいいか悪いかはわかりませんが、たとえ悪い手だとしても研究でカバーしてやるという思いでいます。

袖飛車は知名度があるわけではなく、戦法としてもマイナーなので僕の求めていた戦法はこれだと思いました。それから何となく袖飛車を指していたのですが、他の戦法に浮気することなく指し続けています。やっぱりマイナー戦法で勝てると相手に一泡吹かせてやった感があり指しててとても楽しいです。負けても袖飛車しか指さないため、自分の悪かったところがクリアになってきます。後、定跡から外れた将棋ってそれだけで魅力的に感じます。それからというもの、現在に至るまで袖飛車しか指してきませんでした。それくらい気に入りました。

長々と書きましたが肝心の強い人に勝てるようになったかというと、全然そんなことはありませんでした。しかし、指してて楽しいと思えるのが袖飛車であり今までで一番成長を感じられるのが袖飛車なため、これからも袖飛車を指し続けると思います。

 

以上が僕が袖飛車を指すようになった理由です。袖飛車最高です。

ありがとうございました。